口臭対策市場でも時代を超えたヒットを飛ばせるか?

環境省の鈴木正規事務次官は10日、就任会見で2015年12月に決定する20年以降の国際的な地球温暖化対策の枠組みづくりの作業について、「日本も積極的に参画していかなくてはいけない。わが国自身の(温暖化対策)目標をきちんと策定し、施策の裏付けされた実行可能なものを提示していく」と強調した。そのための準備を進めることも表明した。 50年の温室効果ガス排出量を先進国で80%削減、世界全体で半減の目標については「毎年最大限努力することで達成できるかどうか」と継続的な取り組みの重要性を強調した。また、さらに引き上げが予定される地球温暖化対策税については「長期の取り組みを支える税制。当初の目的が達成できるように実行していただき効果があがるものにしたい」と述べた。出光興産は10日、インドネシアの石炭会社、バラムルチグループのミトラバラ・アディプルダナ(MA、ジャカルタ市)に12%出資したと発表した。バラムルチグループとの関係強化が目的で、同グループ傘下企業への出資は2件目。MAは北カリマンタン州でマリナウ鉱山を運営しており、2015年以降、生産量を約6割増やす計画。これまで同鉱山から石炭を調達していた出光も引き取り量を増やすのに合わせ、なた豆はみがきの資本参加することにした。出資額は非公表。 マリナウ鉱山では亜歴青炭と呼ぶ低品位炭が年間250万トン生産されている(14年見込み)。亜歴青炭の中でも硫黄分や灰分が少なく、比較的品位が高いとされる。出光は同鉱山から同60―80万トン調達している。MAでは15年以降、生産量を同400万トンまで引き上げる計画。これに伴い、出光も同120万トン程度まで調達量を増やすべく、なた豆茶の販売計画を策定中だ。 出光は12年11月に同じバラムルチ傘下のAGM鉱山の運営会社に3%出資している。今回の案件も合わせ、日本国内のほか、中国やインド、東南アジアの発電事業者向けにインドネシア炭の販売を拡大。13年度で年間約1500万トンの石炭販売量を15年度には同1700万トンまで引き上げる計画だ。ヤマトホールディングスは10日、シンガポールの物流会社ティディキエクスプレスの株式を85%取得し、子会社化したと発表した。ティディキエクスプレスはバイク便を主体とした物流会社で、シンガポール国内に数時間で配送できる緊急配送ネットワークをもっている。 ヤマトはシンガポールで10年から宅急便事業を始めており、ティディキエクスプレスの子会社化により、翌日配送の宅急便に加え、緊急輸送のネットワークを構築し、事業基盤の強化を図る。 ティディキエクスプレスの資本金は1700万円で、ヤマトの東南アジア地域統括会社ヤマトアジアが株式の85%を取得する。取得額は公表していないが、1000万円程度になるとみられる。 ヤマトグループの宅急便ネットワークとティディキエクスプレスの顧客ごとにカスタマイズされたネットワークとノウハウを組み合わせて、輸送サービスを拡充していく。 米調査会社ガートナーは9日、今年4―6月期の世界のパソコン出荷台数が、前年同期比0.1%増の7576万台(暫定値)となり、2012年1―3月期以来9四半期ぶりに前年を上回ったと発表した。米マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート終了などを背景とした買い替え需要に支えられた。 地域別では米国(7.4%増)など先進国を中心に販売が回復。一方、新興国では低価格のタブレット型多機能携帯端末が人気で、パソコン販売は低迷が続いた。ガートナーは「先進国では企業が買い替え時期を迎えている」と指摘。当面は緩やかな回復が続くとみている。 一方、米調査会社IDCが同日発表した統計では、4―6月期の世界パソコン出荷台数は前年同期比1.7%減の7436万台となり、9四半期連続の減少となった。(シリコンバレー=時事) 【大ブレーク】 「黄色と黒は勇気のしるし 24時間戦えますか」―バブル時代の1988年に時任三郎さんがCMソングを歌い、大ブレークした、三共(現第一三共ヘルスケア)の栄養ドリンク剤・リゲイン。そのリゲインが、新たにエナジードリンクで登場した。開発したのは第一三共ヘルスケアからライセンスと情報開示を受けた、サントリー食品インターナショナルだ。 「エナジードリンクは09年比で10倍近くに育った、清涼飲料界の有望市場。この分野に何とか進出したいと考えた」と北川廣執行役員ブランド戦略部長が語るように、エナジードリンク市場の急成長ぶりは目覚ましい。 【“巨人”に対抗】 だが、市場はレッドブル・ジャパン(東京都港区)の「レッドブル」とアサヒ飲料の「モンスターエナジー」が、9割近いシェアを占める。後発のサントリー食品インターナショナルはこれら巨人に立ち向かうため、エナジードリンク市場を慎重に分析した末、中高年男性に着目した。 若者の夜遊びドリンクイメージが強いエナジードリンクだが、実は中高年男性も結構、飲んでいる。ただ、中高年男性が飲む時間帯は夜ではなく朝で、これから始める仕事の活力に飲んでいる実態が明らかになった。 中高年男性に向けたエナジードリンク。ターゲットは定まったものの、次に問題となったのが新商品をどう売るかだ。中高年男性はエナジードリンクを若者向け飲料ととらえており、エネルギー補給飲料ではむしろ、栄養ドリンクの方がなじみが深い。そんなとき、頭にひらめいたのがかつて一世を風びした「リゲイン」のCMだった。 リゲインは中高年男性に、圧倒的な知名度を持つ。“24時間戦えますか”のキャッチフレーズで、栄養ドリンクの中でもビジネスマン向けのイメージが強い。このブランドを商品に使えれば、後発市場でもそれなりの地位を獲得できるのではないか―。第一三共ヘルスケアと交渉の結果、話がまとまり、商品開発がスタートした。 エナジードリンクは清涼飲料水で食品衛生法、栄養ドリンクは指定医薬部外品で薬事法と法律に違いがあり、使用可能成分も異なる。リゲイン独特の効き目感と香りをサントリーの製造技術で再現し、炭酸と新素材で高刺激を加えた。栄養設計ではアルギニン成分を1本当たり1000ミリグラム配合、他社のエナジードリンクと違いを出した。 【相乗効果】 客層がビジネスマンなので「販売チャンネルもオフィス内の自動販売機、コンビニエンスストアを中心に展開する」と、ブランド戦略部の金井敦子さんは語る。商品パッケージは栄養ドリンクと同じ黄色と黒色。中高年世代には一目で分かる懐かしさがあり、相乗効果を目指す。 CMソングも工夫をこらした。原作の歌詞は「24時間戦えますか」だが、新ソング歌詞は「戦うのは、しんどい!」。さらにナレーションが「3、4時間なら戦えますか」と追加質問する。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」で長期不況を脱し、回復の兆しが見えてきた日本経済だが、口臭対策市場でも時代を超えたヒットを飛ばせるか?

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